退居の際は原状回復費がかかることも
賃貸物件を退居するときに、住んでいるときに傷がついたり目立つ汚れが発生した場合には、入居時の状態に戻さなければなりません。
もちろん生活をしていると、多少の傷や汚れが発生することは当然ですから、故意に汚してしまったものやあまりにもひどいものが対象になります。
家具を設置したときに絨毯についた跡や壁にカレンダーを設置するための画びょうの穴などは、生活をする上で自然についたものだとみなされていますから、原状回復にはあてはまりません。
賃貸物件を退居するときに、原状回復すべき範囲はどれくらいかを査察されて、それにより原状回復費が請求されることが一般的です。
ただ入居するときに、敷金を支払うことが多いですが、それらは退居するときに返金されることになっています。
その敷金から、原状回復費を差し引かれることが多いので、手元に残る金額がわずかになることが多いでしょう。
内訳などが気になったり納得できない場合には、しっかり交渉することが欠かせません。
エアコン付きの賃貸物件を探すときのポイントとは
エアコン付きの賃貸物件を探すときは、以下の3つのポイントに注意しましょう。
1.空調機には、室内温度を調整するだけでなく湿度調整や空気清浄などの機能もあります。自分のライフスタイルや好みに合わせて、必要な機能が搭載されている空調機を選びましょう。
2.空調機の寿命は10～15年程度と言われています。古い冷暖房機は、省エネ性能が低かったり故障しやすかったりする場合があります。内見の際には、製造年を確認し新しいものを選ぶようにしましょう。
3.部屋の数や広さに合わせて必要な冷暖房機の台数を事前に確認しておきましょう。1部屋につき1台の冷房器具が設置されている物件が一般的ですが部屋数が多かったり、広かったりする場合は2台以上設置されている物件を選ぶとよいでしょう。
以下に、冷房器具付きの賃貸物件を探す際の具体的なチェックポイントをまとめます。
1.冷房器具の設置台数として部屋の数や広さに合わせて選びます。
2.家賃としてクーラー付きの物件は、クーラーなしの物件に比べて家賃が高くなります。
これらのポイントを押さえておけば、自分に合ったエアコン付きの賃貸物件を見つけることができるでしょう。
